【クリニック採用担当者必見】採用活動!まず何をする?

クリニックの採用活動を始めるときに、まず何から手をつけるべきか迷う方が多いのではないでしょうか?

採用活動の第一歩として、どこに募集を出すかを決めることが重要になりますが、
まずはハローワークジョブメドレーといった無料で利用できるサービスを活用をご紹介していきます。
ハローワークは、公共の職業安定所として信頼性が高く、多くの求職者が登録しており、ジョブメドレーは、医療や介護に特化した求人サイトで、専門性の高い人材を効率的に探すことができます。

ここでは、採用活動をスムーズに始めるための基本的なステップをご紹介します。

採用活動をどこで始めるか?

1,どこに募集を出すか

まず、ハローワークを利用することをおすすめします。
ハローワークの求職者層は40歳以上が多い印象で、まだまだ根強く重要な求人情報源です。
最近は、ハローワークに求人を掲載すると、Indeedなどの求人掲載サイトにも自動的に掲載されるため、広範囲に情報を拡散することが可能です。また、ハローワークに求人を出すことで、人材紹介会社の目に留まりやすくなり、紹介会社を通じて適切な人材を紹介してもらえる可能性が高まります。

【ポイントまとめ】ハローワークのメリット

  • 求職者層が広い(40代以上が多い)
  • Indeedなどにも連携掲載される
  • 人材紹介会社にも目につきやすい

次に、ジョブメドレーのような求人サイトを活用するのも良い選択です。
ジョブメドレーもハローワークと同様に求人掲載が無料(※成約時に料金が発生)です。
求人作成の代行サービスも提供しており、採用活動が初めての方でも簡単に利用することができます。
ハローワークでの求人情報を基に求人作成をすることもできるので、ジョブメドレーで求人を掲載することで、さらに多くの求職者にアプローチすることができます。


【ポイントまとめ】ジョブメドレーのメリット

  • 求人作成の代行サービスがあり、ハローワークの求人情報を基に求人作成可能
  • ハローワークよりも若年層の求職者にアプローチ可能

2,ハローワーク・ジョブメドレーの利用方法について

【ハローワークの掲載方法】

採用活動といえばハローワークですが、一点大きな注意点があります。
それは、開業前の医療機関の場合は掲載ができないことです。

ハローワークに求人を掲載するために事業所登録をする際、以下の書類が求められます。
これらの書類は、事業が実際に開始されていることを示すものであり、開業前の段階では準備することができません。

  • 雇用保険適用事業所設置届
    • 商業登記簿謄本(法人の場合)または事業主の世帯全員の住民票(個人事業の場合)
    • 税務関係書類(法人設立届・個人事業開業届、直近の税務申告書控等)
    • 営業許可証等の官公庁の許認可営業許可登録関係書類(必要な場合)
    • 取引先からの領収書または請求書または納品書等

開業後であれば、以下のハローワークの手順に従って掲載が可能です。
https://www.hellowork.mhlw.go.jp/enterprise/job_offer01.html
◎オンライン上で事業所登録から求人掲載の登録も可能です◎

書類について不明な点がある場合は、クリニック採用の”りくる”までお問い合わせください。

【ジョブメドレーの掲載方法】

ジョブメドレー
https://job-medley.com/?force=1

①メイン画面の最下部にある「採用担当者様へ」の「求人掲載をお考えの企業様」のページから申込みが可能です。②企業向けのページに案内されます。
https://job-medley.com/company/→「無料ではじめる」をクリックし、申込みフォームに必要事項を入力。

※【価格表について】※
ジョブメドレーは地域×職種によって採用決定時の仲介費用が決まります。ご自身の地域と募集したい職種の金額が知りたい場合は、「価格表を請求する」から始めても良いかと思います。また、採用後に本人都合で早期退職(30日以内)となった場合は申告すれば返金対応も行っています。

例)東京×医療事務(パート) 4万円(税抜き)
東京×看護師(常勤) 60万円(税抜き)

③「利用規約に同意して申込む」
ジョブメドレー運営事務局により確認・審査が行われ、完了次第、ジョブメドレーの利用が可能になります。最短で即日で完了しますので、早く採用を開始したい方も安心です。

④求人広告の原稿を作成
ハローワークの求人票がある場合、無料で原稿作成を代行依頼可能

※【求人掲載開始までの期間】※
原稿登録完了から10営業日程度で掲載開始
自作の場合は5〜10営業日、代行依頼の場合は10〜15営業日が目安

3,ジョブメドレーのスカウト機能活用方法

ジョブメドレーのスカウト機能は、求職者が登録したプロフィールや希望条件を基に、採用担当者が直接アプローチできる仕組みです。この機能を活用することで、効率的に転職活動を進めることが可能になります。以下にその詳細を説明します。

【スカウト機能のしくみ】
求職者がプロフィール登録後にスカウトが届くようになります。
採用側は求職者の性別、年齢、保有資格、希望職種・勤務地などを確認し、
「面接してみませんか」「求人に応募してみませんか」といったメッセージを送ることができます。

【スカウト機能のメリット】
採用活動は求人広告を掲載後は、基本的に応募者からの応募を「待つ」ことになります。
応募者が検索した条件にマッチしない限り、応募者の目に止まらず、かつ、求人数が多い職種の場合は埋もれてしまう可能性があります。

求職者に直接スカウトメールを送ることで、条件に合う人材にピンポイントでアプローチできます。応募を待つだけの「待ちの採用」から「攻めの採用」に転換できます。

また、スカウト経由での応募は自分で探して応募した求人よりも内定率が約1.7倍高いとされています。

<スカウトメール文の例>
〇〇クリニック採用担当です。当院は、患者様とスタッフが家族のように接する、温かいクリニックです。
ご経歴を拝見し、ぜひ当院で活躍いただきたいと思い、ご連絡させていただきました。
当院の募集要項をご覧いただけますと幸いです。
ご質問や面談のご希望など、お気軽にご連絡ください。

心よりお待ちしております。
連絡先************************************
メール:xxx@xxx.com
電話:000-0000-0000
*******************************************

【利用方法】
会員登録後、スカウトメニューからスカウトが可能です。
スカウト件数は200件/月までは無料ですので、週50件まで等調整してスカウトすることをおすすめします。
(条件指定)
職種や職種の経験年数、エリアは市区町村まで指定が可能です。
他に以下のような条件を細かく設定し、スカウトしたい求職者を探すことができます。

・応募者の希望の雇用条件(正社員かアルバイトか)
・最終学歴
・年齢・性別
・希望入職時期 等

また、一度スカウトをした求職者を除外するために、「未スカウトのみ」で条件を指定することも可能です。検索をかけた条件を保存し、次回同条件でスカウトをする際に、「未スカウトのみ」と指定するとより多くの求職者をスカウトできます。スカウトを有効活用し、「攻めの採用」で効率的にこちらが求める求職者にアプローチしていきましょう。
「クリニック採用の”りくる”」では、スカウトの活用だけの利用も可能です。掲載まではできたものの、スカウトをする時間がない等の場合も、お気軽にお問い合わせください。

4,反応を見て定期的に求人広告の更新を

求人広告を出した後も、定期的に内容を見直し更新することが効果的です。ジョブメドレーやハローワークは求人広告を更新することで、当然ですが更新日が新しくなります。2か月前の日付の求人広告よりも、新しい求人の方が求職者も目が行くものです。
また、求人広告の効果を最大化するためには、応募者からの反応を分析し、どの部分が効果的であるのか、または改善が必要なのかを把握する必要があります。

例)応募数が少ない場合 → 職務内容や求めるスキルの記載が曖昧、他社と比較して魅力的な条件を提示できているかどうか

求人広告は企業の第一印象を決定づける重要な要素であり、情報が古いままでは優秀な人材を逃してしまう可能性があります。定期的な更新を行うことで、常に新鮮で魅力的な情報を提供し、求職者にとって興味を引く内容にすることを心がけましょう。反応を見て柔軟に対応することで、より良い採用活動を実現することができます。

まとめ

クリニックの現場業務に忙しいなか、求人掲載作業やその際の業者との連絡等、時間を作ることは難しいかと存じます。採用活動に不安がある場合は、ぜひ『クリニック採用の”りくる”』にご相談ください。
状況に応じたサポートをご提案します。

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